あの日 俺は診断された

2015.6月末……

 

 

それは突然やってきた。

 

 

俺は仕事を退職し、優雅に午前中はプール、午後から実家の家業を手伝い、週末は東京へ……という生活を堪能していた。

 

 

そして6月末でその生活も終わり、7月から新たな一歩を踏み出そうとしていたとき、それはやってきた……

 

 

キッカケは、物忘れである。

 

そう言えば、俺は物忘れがひどい。時間のある今、病院に行ったらどうか?

彼女は俺にそう言った。

 

 

それもそうだな……自分自身、気になっていたことだし、時間のある今、調べておこう!そう思ってはいたのだが、先延ばしにし、結局受診したのは6月末。

 

 

診断結果は自分からしたら、意外なものだった。

 

 

ADHD

 

 

俺が?なんで?

 

正直最初はそう思った。

俺は薬剤師の免許を持っている。卒業後は違う仕事をしていたので、深い知識こそないが医療に関する知識は一般人よりはある。だから頭の中はハテナだらけだった。

若年性のアルツハイマーと思ったのでMRIを受けた。

臨床心理士のいる心療内科兼、頭痛クリニックだったので、MRI後、テストを受けた。

 

その結果を元に、心理士と面談、さらにDr.

と面談……なんだかんだで3時間くらい病院にいただろう。

 

病院にしては、手厚いおもてなしである。

 

心療内科に行けば鬱じゃなくても鬱との診断。大量投与の中、どれかがヒットすればいいという考えの元の投薬……もちろんすべての心療内科がそうではないが、正直心療内科にいい印象は持っていなかった。

 

そして、結果ありきで誘導するかのように話をされればおかしさや診断結果に対する疑念を持つが、このDr.はそうではなかった。

 

 

俺の過去の話、現在のテスト結果……最後にトータルでお話をしてくれたので、まさか……と思いつつも受け入れることができた。

 

 

2015.6月は俺にとって忘れられない夏の始まりの月である。

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